chimeをプレイしました

　こんばんは。今日はフリーゲームのChimeというミッション遂行型のアドベンチャーゲームについて書きたいと思います。作者はgalantiさんです。

　このゲームは１０人以上の主人公を動かして、ある町の３日間を過ごすというゲームです。そして一人の行動が後に別の主人公の行動に影響を与えます。
　このゲームの舞台は露麻町の卒業式の前々日から始まります。もちろん学校外の主人公もいて、それぞれが偶然知り合って物語を作っていきます。コンセプトは主人公たちの初恋でしょうか。初日はキャラクターの紹介もあるのかそれぞれの主人公の日常及び出会いがメインですが、２日目からはその日に行われる町のイベントをきっかけとして町のシンボルである塔に潜り込み、そこで不思議な体験をする事となります。
　
　このゲームは二日目の町のイベントからガラッと雰囲気が変わり、それとそれぞれの初恋が混ざり合って不思議な青春群集劇となってます。しかしながら特殊能力が突然出てきたりと、きっかけのイベントが前日にあったとはいえ、唐突だったかなという印象はありました。また複数の主人公が出てきているものの、どうしても最終日で目立たないというか、報われない主人公もいて仕方ないのですが少し残念に思いました。しかしながら２日目の元というキャラクターが塔で出会った謎の少女と共に塔を登る場面は、ゲーム内最長のシナリオというのもあってとても印象的で、物語も盛り上がりを見せました。
　色々と文句を書いてしまいましたが、シナリオの謎ときやアクションは割と難しく、隠しシナリオ等もあり、何より雰囲気の良いゲームですのでとてもお勧めです。プレイ時間もシナリオが多いため結構かかりますが私は続編なども出てくれれば良いなあなどと期待しています。具体的な内容には触れないようにしていますので皆さまもぜひ自分でプレイして見て下さい。

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